うつ病には様々なタイプがあります【現れる症状は千差万別】

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改善過程

うつの症状には、心の症状と身体的な症状があります。心の場合は、気分が落ち込み、何にも希望が持てず悲しい気持ちに満たされます。集中力が散漫することで仕事の能率が落ちて簡単な決断さえも難しくなります。今まで熱意を注いでいたものや興味があったものに対して、気持ちがなくなってしまいます。面白いことや楽しいことが一切なく、気持ちが落ち着かない感じがします。身体的な症状には、不眠や食欲低下、倦怠感、頭痛、動悸などがあります。うつ病の症状を改善させるには、いくつかの段階があります。まずはイライラや不安、焦燥感などを取り払い、やる気や興味を呼び起こし、喜びや生きがいなどが見つかるようにします。その症状や患ってきた期間にもよりますが、多くの場合はしっかり医療機関での治療を受ければ3カ月程度で改善される場合が多いです。薬を服用してから3カ月ほどで状態は落ち着いてきますが、うつ病の問題は一気に急に安定するよりも、時間をかけて徐々に回復していきます。安定してからも薬の服用は続ける必要があるので、更に3カ月から半年くらいは治療を続けて再発を防ぎます。その後1年から2年くらいは更に経過観察しながら治療を続けていきます。

悪化させずに再発予防

うつ病は、神経質で完璧主義者、責任感が強い人がかかりやすいと言われます。症状に気づいても、頑張らなくてはいけないと思い込んでしまいます。そのまま病気を放置してしまう人も多いです。また、治療する場合でも早く治さなくてはと気持ちだけが前に出てしまいます。病気を放置したり、治そうと焦るのではなく自分のペースでゆっくりとうつ病と向き合っていくことが大切です。うつ病の原因は、ほとんどがストレスによるものなので、自分を追い込むのではなく疲れを癒してあげるべきです。ストレスを引き起こす原因にも様々あります。出来るだけストレスから引き離した生活を心がけることが大事です。周りのサポートもとても重要です。家族や職場の同僚や上司など、日常生活を送っていくうえで関わる人達に自分の症状を知ってもらうことも大切です。周りの協力を得ることで、社会復帰しやすく再発の予防にもなります。身近に相談や協力してもらえそうな人が居ない場合は、企業が事業場内で設けている産業保健スタッフの常駐制度を利用する方法もあります。メンタルヘルスや健康の相談、アドバイスや必要であれば医療機関などの紹介も行っています。中小企業であれば、人事部がメンタルヘルスに関する相談も管理していることが多いので、利用する方法もあります。