うつ病には様々なタイプがあります【現れる症状は千差万別】

ドクター

闇の自分との付き合い方

下を向く男性

感情と向き合う

うつ病の症状は、気分の落ち込みや不安、焦燥感という感情が代表的です。気分が落ち込んだり、不安になったり、気持ちが焦るということはごく自然なことで、誰でも感じたことはあるはずです。自分の性格の一部であるという人も居ます。人間は皆調子が良い時もあれば悪い時もあるのが当たり前で、それは体も心も同じことです。不調になることは悪いことではなく誰でもあり得ることですが、それが長い期間続くと日常生活に支障が出る場合があります。うつ病の症状は、一時的に続いて良くなったと思ったらしばらくしてからまた再発する場合があります。また、長期的に続いてなかなか元に戻らない時もあります。心の症状だけでなく、倦怠感や疲れ、睡眠障害、吐き気、胃の不快感や腹痛など体の症状としても現れます。体の状態の場合、自分で自覚できることも多いのですが、心の問題の場合は自分では気づかないことが多いです。家族や職場の同僚など、周囲の人間が気づいたり、医者に診断されて指摘を受けることでその時初めて心の問題に気づく人も多いです。そうしているうちに心身のバランスを崩して症状が悪化することがあるので、病院で早めに治療を受けることが必要になります。

患者は世界ではもっと多い

うつ病になる人は日本では2008年には100万人を超え、その数は年々増え続けているというデータが出ています。ですが、これは世界的に見るととても低い水準になっています。他国では日本の何倍もうつ病になる人やその症状を抱えている人がいるほど、身近な病気です。日本でうつ病の患者数が他国と比べてかなり少ないのは、しっかりと病院を受診していないことも理由の一つとなっています。周りに知られたくないという人や、自分でうつ病であることを受け入れたくないという人が多いからです。うつ病であっても、その為に受診する必要があっても恥ずかしいことでも何でもないです。自分が回復するために大切なサポートの一つだからです。無理をして我慢する必要は一切ないので、とにかく苦痛を軽くして過ごしやすいようにする為に受診します。症状が出始めて間もない、初期の段階で受診して治療が始められればその分回復が早くなることもあります。自分の体や心は普段は自分自身でコントロールできるものですが、不調の時は誰かの協力を得ることも必要な時があります。それが、専門的な知識を持つ医師であれば信頼できるはずですし必要不可欠な協力者の一人であるといえます。